OVERVIEW焙りたてコーヒー講座の概要

コーヒーは生鮮食品です。 生鮮食品としてのコーヒーを本当に美味しく飲む方法をご存知ですか?
食品衛生学上からいいますと、 コーヒーの本当の賞味期限は焙煎後、豆で7日、粉にして3日、たてて30分です。 この期限を過ぎると急速に酸化して、コーヒーの味はもちろん、本来持っている効能も発揮できません。
「焙りたてコーヒー講座」は楽しい講義と実習を通じて、本物のコーヒーのおいしさと体の健康によい「焙りたてコーヒ ー」を広く知っていただくことが目的です。 講座では、参加者全員がご家庭で手軽に生豆を焙煎してコーヒーをたてて味わっていただく、 ニューコーヒースタイル『家庭焙煎』の実践指導を受けながら、おいしくて健康によい「焙りたてコーヒー」を 味わっていただきます。 さらに一杯のコーヒーについて学ぶことをキッカケに、私たちを取り巻く食と健康と環境について語り合います。
POLICY焙りたてコーヒー講座の方針
これまでのコーヒー市場の間違いを正し、正しいコーヒーの飲み方を啓蒙しよう。
生豆本来の自然の恵みを最大限に生かそう。
「焙りたてコーヒー」はすぐれたアルカリ性食品で、健康食品であること広く伝えよう。
ファストフード全盛からスローライフ・スローフーズへ。
モノの豊かさ以上に心の豊かさが大切なことに気付こう。
自然の恩恵に感謝し、自然と調和、共生していこう。
経済最優先ではなく、個性を大切にした自分のスタイルを文化として創造しよう。
COURSE焙りたてコーヒー講座

本物のおいしい「焙りたてコーヒー」を一度味わってみたい方のための1回体験講座です。
家庭で簡単に楽しめる「コーヒー焙煎体験」ができます。
【主な講義内容】
・コーヒー生豆とは?
・新鮮なコーヒーとは?
・家庭焙煎実習とコーヒー飲み比べ

「焙りたてコーヒー」のおいしさの真髄をもっと知りたい、自分で、本格的に「家庭焙煎」を実践したい方のためのコースです。講座修了後は、カフェにも負けない新鮮な美味しいコーヒーを楽しめる知識と技術が身に付きます。
【主な講義内容】
・間違いだらけのコーヒー常識
・コーヒーの品質基準
・焙煎技術を習得し、深煎り浅煎りを学ぶ
・コーヒーは健康食品だ
・世界でたった一つ、あなただけのオリジナルブレンド

基礎コースを修了された方で、さらにステップアップを希望される方のコースです。
上級修了後はプロに負けない知識/技術が身に付きます!
【主な講義内容】
・さらにおいしいコーヒーへの挑戦
・続・コーヒーと健康
・再挑戦!オンリーワンマイブレンドコーヒー
・本物を伝える喜び

上級コースを修了された方で、「焙りたてコーヒー講座」の講師としての活躍を望まれる方や、将来、カフェ経営を目指される方の資格です。
【主な講義内容】
・オリエンテーション研修
・アシスタント研修
・ロールプレイ研修等
【焙りたて】コーヒー講座のお申し込み
・自分で楽しみや趣味して始めたい
・おいしいコーヒーで人をもてなしたい
・自分の可能性を見つけたい
「焙りたてコーヒー講座」で学ぶ人は、10代から70代までと幅広く、
目的は、趣味として楽しむ~カフェ開業迄、様々です!!
BARISTA講師紹介

一宮 唯雄
ICHINOMIYA TADAO
NPO法人「一杯のコーヒーから地球が見える」創設者
20年以上前から「コーヒーは生鮮食品」を訴え、正しいコーヒーの知識や飲み方を普及するため、各地で業界初の「焙りたてコーヒー講座」を開講。
2004年9月に大阪府からNPO法人の認証を受け、コーヒーだけにとどまらず、食と健康と環境をテーマとした講演など活躍の場を広げています。
「食とは人を良くするもの、飲とは人を良くする為に欠かせないもの」を理念に2015年現在、仙台・東京・中京地区・関西・中国地方・高松・長崎・福岡の全国34箇所で定期講座を開講中。
*2009年 著書「コーヒーは生鮮食品だ!」が、日本慈悲出版文化賞を受賞
<主なテレビ出演>
・NHK ニュース関西(NPOの取材)
・朝日放送 おはようコール
・サンテレビ 十人十色
・長崎テレビ 夕GoPan
・日テレG+ DOカルチャー
その他、新聞雑誌は多数
本部の講師紹介

理事長
松本 有利子
この度、理事長に就任いたしました
松本有利子です。
一宮唯雄初代理事長、田坂真紀前理事長から受け続きコーヒーは生鮮食品として扱い、ご飯を炊くことと同じ。
コーヒーも家庭で焙煎する文化を日本に広がる事を願い、一杯のコーヒーから食と健康と環境を伝えて行きたいと思います。
よろしくお願い致します。


VOICE受講生の声
「コーヒーと私」
よみうり姫路文化センター教室修了 インストラクター木村友香さん
昔、アラブの偉いお坊さん達が飲んだとされるコーヒー。 約千年の歴史を経て私のところに届きました。 とても衝撃的な出会いです。30年以上も前から探し求めていたコーヒーの味でした。
私の夢は美味しいコーヒーの飲めるお店、そして憩いの場をつくることでした。 10代の頃からずっと思っていました。ですから古いお店はもちろん、新しくできたお店には必ず出向いて行きました。 しかし、悲しいことに「これだ!」と感じたことは一度もありません。不思議で仕方なかったのです。 でもそれは当たり前のこと。腐っていたのですから・・・。先生からお話しをお聞きするまでは、全く解らなかったのです、まさか腐っていたとは)。 知らないということはとても恐ろしいことです。
コーヒーを通して、今何を信じ、何をすべきか?何をするために生まれてきたのか? 私は初級から上級へと講座が進むにつれて、確信が持てるようになりました。 「本当のこと、ホンモノをただ伝えるだけでいいのだ」。 この世には「偶然」ということは何一つなく、すべて「必然」なのだと。
これまで30年の間に、お店ができるチャンスが何度かありました。でも、子育てで忙しかったり、いろいろな事情が重なったりでいつもダメになっていました。その夢さえも忘れかけていました。 今思い返してみると、その時では「ホンモノのコーヒー」にまだ出会えていなかったのです。 やはり「今」なのです。 すべてが必然だということに改めてびっくりしています。
焙りたてコーヒーと出会えたことで、毎日が楽しくて充実した日々を送っています。 家族だけでなく、いろいろな方に一日でも早く飲んでいただけるよう努力していきたいと思っています。 先生はじめ仲間の人たちとの出逢い、すべてのことを大切にし、愛と感謝の気持ちを忘れず生きていけたら幸福です。本当にありがとうございました。
木村さんは、姫路市夢前町で喫茶「Leelaリーラ」を開店されています。詳しくはコチラ>>>
「本物のコーヒーとの出会いと今後の課題」
よみうり梅田文化センター修了 香田カオリさん
今年(平成21年)1月、「突然!」実家の両親から「コーヒー喫茶をする」との連絡が入りました。 実家はコーヒーとは全く無縁の生活で、コーヒーメーカーもなければ、コーヒーを飲んでいる姿を見かけたこともなく、すごく不安に思っていました。
私は新聞をとっているものの読むのはTV欄と天気予報くらいで、広告も見ずに処分しているのですが、たまたま「よみうり文化センター・焙りたてコーヒー講座」の折り込みチラシが目に入りました。 実家がコーヒー喫茶を始めることもあって、「コーヒー」という文字に敏感になっていたので私は、すぐに「焙りたてコーヒー講座・一日体験」を申込みました。
講座では、有名な市販の某コーヒーと「焙りたて名人」で焙ったコーヒーの匂いを実際に嗅ぎ比べ、飲み比べてみてホントに「目からウロコ」でした。 私は特別「コーヒー好き」ではなかったのですが、職場の休憩時間には必ず牛乳たっぷりの市販のコーヒーを1、2杯飲んでいました。その私がブラックで飲め、スーっとのどを通る感覚に「すごい!もっと本物のコーヒーが知りたい」と痛感して現在に至っています。
私が「一日体験」講座で自分が焙ったコーヒーを職場でも披露して、自称コーヒー通という人に飲ませてみたところ「コーヒー独特の苦味がない」「コクがない」とかの感想を言われたことがあります。 まずくても「味」というものはいつの間にか慣れるようで、その人は市販のコーヒーの「えぐみ」「雑味」をコーヒーのおいしさだと勘違いしているのです。 「一日体験」の受講のみの当時では、これに反論する知識もなく「ガッカリ」した覚えがあります。 それに私の年齢と饒舌の悪さでは本物のコーヒーをいくら説明しても納得してももらえるのはたいへん難しいことです。でも講座の実習でやったように、市販のコーヒーと焙りたてコーヒーを飲み比べてもらうと、さっと納得していただけると思います。
本格的に受講する前は市販のコーヒーの賞味期限が半年か1年でも、これが普通だと疑いもしなかったし、「健康」を考える年齢でもないと思っていました。だけど今では毎日「口」にするものだからこそ、気にしていきたいと思っています。 今後、私はインストラクターを目指しますが、みんが健康になるために、焙りたてコーヒーの良さを声を「大」にして広めて生きたいと思っています。
「マイホーム焙煎」
カルチャー奈良教室 澤田清子さん
カルチャー教室の案内に何げなしに目を通していてふと目に付いたのが「焙りたてコーヒー講座」でした。
私がコーヒー講座に出会う1年余り前のある日のことでした。茶道や煎茶教室は見たことはあるけど、これは初めてだし、おいしいコーヒーでも飲ませてもらえるならと1回だけでも体験教室を受けてみようかなとのほんとに軽い気持ちでした。
わが家は完全なお茶、しかも日本茶派で、特に主人はコーヒーをほとんど口にしない堅物人間です。
喫茶店で高いコーヒーなんて飲むものではないと思っていました。なんとか家でおいしいコーヒーが飲みたいと、私なりにこれまでいろいろ試してみましたが、今ひとつおいしいコーヒーには出会えませんでした。
そしていよいよ体験の日、教室に入ってからはまさにビックリの連続でした。 まず部屋中に漂う今までほとんど味わったことのないいい香りが身体中に染み込んできます。 つぎのビックリは生豆です。私の知っているコーヒー豆は茶色く焙った豆を粉末にしたものです。 淡い緑色の生豆を見た時は感動ものでした。
そしてその次のビックリは一番の衝撃でした。 今まで飲んでいたコーヒーが腐っているということ。 TVコマーシャルで宣伝されているコーヒーや喫茶店で飲まれているコーヒーが腐っているとは?とても信じられないことでした。 しかしあとで講義を聞くうちに、なるほどと「目からウロコが落ちた」気分でした。
次のビックリは最後の飲み比べです。あの有名メーカーの焙煎した豆と焙りたての豆の違いを体験、自分で豆を焙るのは初めてだし、ドキドキしながらやってみました。 焙っているうちになんともいえない香ばしい香りに緊張がほぐれる気がしました。そしてそれぞれの豆で たてたコーヒーの飲み比べが始まりました。 最初の一くち二口目はあまり違いが感じられなくて、すこしガッカリかなと思っていましたが、飲み進むに つれて焙りたてコーヒーの後味の良さには驚きました。 今まで飲んでいたコーヒーは飲んだ後の胸もたれ、後味の悪さ、ところが焙りたてコーヒーは飲むごとに サッパリ感と爽やかな気分になり、まったく違う飲み物のような感じがしました。
早速、焙りたて名人と生豆を買い求め、わが家でマイホーム焙煎をやってみました。初めての焙煎でどうなるのかとても心配でしたが、家中に漂う香りに癒され、さらに私のたてた焙りたて コーヒーの一杯を飲んでコーヒー嫌いの主人がなんとお代わりをしたのです。 それ以来わが家は毎日コーヒータイムを楽しむようになりました。
今日のは苦味、今日のは酸味が強いとか一家団欒の時が増え、身も心も癒されて、そのたびに満足感に浸っています。それ以上に焙りたてコーヒーを飲み始めてから気づいた一番の変化は1年前まで主人も私も標準体重がかなりオーバー気味だったのが、半年くらい経った頃から自然に理想体重になって、今もなんとか保ち続けられていることです。 わが町もわが家も高齢化になって周りはお年寄りばかり、ただなんとなく年金暮らしで一生が終わるのだろうと思っていましたが、焙りたてコーヒに出会い、皆がこのコーヒーに集まってきて、気軽に憩いの時間が持てる場所ができたらいいだろうなぁなんて思うようになってきました。
一杯のコーヒーからわが町が明るく元気な町になればもっといいなぁと、さらに夢が膨らんでいます。 1年後か10年後かに、もしかしたらわが家に第2の人生の道が開けているかもしれません。 夢だけに終わったとしても、人生後半になって一瞬でもこんな前向きな気分になれて大きな夢を見られることに大いに感謝したいと思います。ありがとうございました。